先週のインド株式市場は、強弱入り混じる展開となり、週末にかけてマイナス圏に転じました。イランとイラク間における地政学的リスクの高まりを受けて、原油価格が大きく上昇し、悲観的な市場心理が広がりました。また、外国人投資家(FII)による約383.1億ルピー相当の売り越しがあったことも下落材料となっています。一方で、国内投資家(DII)は、週を通じて約939.4億ルピー相当を買い越し、FIIの売り圧力を緩和しました。通貨インドルピーは、原油価格の上昇と地政学的リスクの影響もあり、先週から対米ドルで1ドル=86.1ルピーまで下落しました。規模別に見ると、Nifty50指数は前週比1.1%の下落、Nifty Midcap150指数とNifty Smallcap250指数も1.2%と0.4%とそれぞれ下落しました。
セクター別に見ると、マイナスが目立ったのがNifty資本財指数(4.3%)、Nifty不動産指数(3.1%)、Nifty非耐久消費財指数(2.3%)、 Nifty公的金融機関指数(2.3%)、 Nifty耐久消費財指数(2.1%)、Nifty金融サービス指数(1.9%)で、市場の下落をけん引しました。一方、Nifty IT指数(3.2%)、Nifty医薬品指数(1.4%)などは上昇しました。

また、インドルピーは対米ドルで下落し、インドの10年債利回りは上昇しています。

