気候変動対応にコミット:ネットゼロ・ロードマップ(全体版)

BNPパリバ・アセットマネジメント(BNPP AM)では、サステナビリティを事業戦略の中心に据え、投資における中核的な信念の1つと位置付けています。また、より持続可能な低炭素経済への移行は、資本市場の長期的な持続可能性にとって欠かすことはできないと考えています。私たちは使命遂行のため、2015年に採択されたパリ協定の目標達成に貢献することにコミットしました。これ以降、人為的な要因であるとする科学的証拠が相次いで明らかとなり、地球温暖化が産業革命前の平均気温からわずか1.5℃上昇の場合でも深刻な悪影響を及ぼす可能性が著しく高まっています。世界のCO2排出量を2050年までにネットゼロにすること。これが気候変動による不可逆的で大規模な損害を阻止するために絶対不可欠であることは、今や幅広く認識されています。損害が生じる前に、措置を講じなければなりません。

BNPP AMでは、気候変動との闘いへの貢献に注力し、意義ある行動や取り組みにより長年にわたって貢献してきました。投資先企業の排出量ネットゼロを2050年かそれ以前に達成する目標にコミットすることにより、気候変動に取り組みへのレベルを引き上げる時が来たと考えています。これは当社だけでできることではなく、ともに取り組まなければならない課題のため、Net Zero Asset Managers initiative(NZAM)への加盟を決め、自らのコミットメントに一貫性と説明責任を強化しました。

当レポートではBNPP AMの「ネットゼロ・ロードマップ」を概説します。このロードマップではNZAMのコミットメントを正式に取り入れ、3つの分野「投資(ポートフォリオの整合性)、スチュワードシップ、業務運営」をカバーします。

BNPパリバ・グループは「ネットゼロのためのグラスゴー金融同盟(GFANZ)」の傘下で、Net Zero Banking Alliance(NZBA)やNet Zero Asset Owner Alliance(NZAOA)のメンバーでもあり、当レポートではこうした同盟についても触れることにしています。

BNPP AMはパリ協定に着実に整合することを2015年にコミットしており、すでにネットゼロに近づくための措置を講じてきました。当レポートではその成果を示すとともに、2050年までにどのようにして世界的な排出量ネットゼロに到達するかを提示します。それでも、このコミットメントの達成は容易なものではありません。現在、世界経済はまだネットゼロ軌道に乗っておらず、現在・未来の投資先企業がともにこの移行に向けて取り組まなければ、私たちの投資可能ユニバースは時間の経過とともに減少に向かってしまいます。つまり、ネットゼロの未来へ向かって進むためには、お客様、同僚、企業、政府、市民社会と連携して取り組むことが重要なのです。皆様がこの旅にご一緒してくださることを楽しみにしています。

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